その離婚ちょっと待った!
旦那さんが自己愛性人格障害だとわかって離婚を考えている方
相手を本当に良く知っていますか?
私が言いたいのは、離婚してはいけないとか、しろ、とかではありません。
もしもあなたの旦那さんが本当の自己愛性人格障害であれば、離婚調停は泥沼化します。
私の知っている自己愛性人格障害者たちは、暴力も暴言もはきません。相手にはわからないうちに、ターゲットになった人のモラル、常識、正常さを、じわじわと壊していくのです。その人以外に分からないように、その人自身にも気づかれないように、更には自分にも気づかせないように、狡猾そして巧妙に、落とすのです。それは天真爛漫な悪魔が、精神的に病んで行くのを楽しいさえと思ってしまう、平和の顔を纏った、深い心の病なのです。
自己愛性人格障害者がそんな心の状態であることに同情するなら、もしくは、自己愛性人格障害者だけを責めて終わりにするなら、体験者である私はここに出る必要はありません。
とにかく、今まで気付かなかった人も、色々文献をよんできた方も、自分はこれだと勝手に決めつけずに、相手の嘘が見抜けているのか、しっかり心は閉ざしたのか、それともまだ同情心が残っているのか、よく自分の状態を見て、離婚の準備に踏み出してください。
被害者はまさか相手が法廷で嘘をつくなんて、思いつきません。目の前でどんなに嘘八百をついてもみんなを自分の味方につける、方法を知っているのが、自己愛性人格障害者です。
ひとつの嘘もつけないような正直なあなたでは、まず、勝ち目はないでしょう。 あなたにお子さんがいる場合は、そこが弱点だと知っていて、親権であなたの注意を逸らしつつ、涙で訴え、財産はほとんど自分に持っていくでしょう。
あなたは、子供に興味を示さない旦那が裁判で何故こんなに子供に執着するのか、わかりません。相手はあなたが大切な子供をおとりにして、混乱してあなたが「私は子供以外には何も要らない」と言わせるまで追い詰めるのです。周りは、あなたが何もいらないと言う言葉を真に受け、きっと旦那さんも本当に子供に会いたいんだろうと、同情して、外から見たらいいお父さんなのに母親が無理矢理親権を奪っていった、風に持っていきます。呆然とするあなたを横目に、じゃあ、他のもの(財産)はせめて全部自分にちょうだいね。っという始めからの作戦です。
自己愛性パーソナリティ障害の人なら、最初から子供をみるつもりなんてありません。周りに自分がいいお父さんだと知らせたいので時々自分の都合で子供に会っては、「今日は子供と会っている」と知らせ、自分のイメージアップ、承認欲求に使ってるだけなのです。
そんなことない、と思う人は、体験者ではありません。
そして被害者は逆に、被害妄想だと、責められるのがおちです。
ですから、わかってもらおうとか、わかってあげようとか、しないほうが身のためですよ。 更に心に大きなキズを
負います。
そういう、凄く閉ざされた陰湿で派手でつじつまなんて合わせないのが自己愛性人格障害、とわたしは定義します。
つじつま合わせるのは、低脳な被害者の役目だから、どんなに矛盾していても堂々としています。
自己愛性パーソナリティ障害の人が被害者に見えて、被害者が加害者に見えるのが、自己愛性人格障害者と被害者の通常の関係です。そして、自己愛性人格障害者は、被害者をじわっと静かに矛盾に混乱する被害者を追い詰めます。 被害者自身こそが加害者だと洗脳するのです。
自己愛性人格障害にはいくつかの思考パターンと行動的特徴がありますので、DVがあるか、DVがないか、はまた別の話です。
私からすれば、DVがなければ、裁判に行っても苦しいだけだと思います。DVがあれば、理由として使えますが、それでも100%嘘をついてくるし、こちらは必ず不利になるでしょう。
それでもあなたが離婚したいなら、しっかり証拠などの準備をして、その道の先輩に助けてもらいながら、挑むことをお勧めします。
あなたの選択がなんであれ、あなたを心から全力で応援しています。