罪人が
蜘蛛の糸をつたって登っていく時
たくさんの他の罪人が
ついてくるというのを見る
重くて蜘蛛の糸が切れてしまうから
自分だけ生き残れるように
この糸は自分のものだと
言った途端に自分も落ちてしまう
と言うお話
この世の中で
自分だけ繁栄しようと
他人を置いていこうと
そう言う波動なら
全体の繁栄の道は閉ざされる
足りない、という幻想を見ている。
全員が
限りある安泰の場所を狙っている
という幻想
その限りある場所を
勝ちとろうと思っているなら
負けるという場所は
永遠に消えない
一人一人に
有り余るほどの豊かさがある
奴隷のように足取りが重いのは
金銀財宝を袋に入れて
ひきずって歩いているから
それを、ただの重石だと思っているから
相手が自己愛性人格障害でも何でも
今が苦しいのなら
あなたはそれを変えられる。
あなた以外に、誰もあなたの現実を変えることはできない。
そして今も時は刻々と
未来を刻んでゆく
あなたは、あなたの蜘蛛の糸をつたって、あなたを幸せにしてください。
他の人に悪いから、糸を登らない、自分の幸せを遠慮している。というかたも、安心して幸せになれるように、お手伝いをいたします。
*本の表紙:角川文庫 蜘蛛の糸 芥川龍之介